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キヤノン EOS 1Ds MarkII - お買い得中古美品入荷しました!

・・・とゆーコトで 1Ds2 導入です。
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カスリ傷1つない超美品。 ホットシューにも剥げどころかストロボを締め付けた痕すらなし。 ボディラバー(?)部分の例の白濁も皆無。 底部の三脚取り付け部分にも針で突いたような傷すら付いていません。 ハッキリ言って僕が使って来た 1D3 の方がよっぽど使用感が出ている感じです。
あまりにも綺麗過ぎるので、最初に撮影してみたデータを Exif Reader で読んでみると、例の Unknown93 の左から三つ目の数字が 246。。。 ま、←コレに関してはあんまり信憑性は無いのですけど、とりあえず 246 だと思い込んでおけば幸せです。
・・・ま、だからと言って何もこんなタイミングで買わなくても・・・ という気もするのですが、とりあえずはお買い得だったと思って納得しておきます。

ただし、実際に使ってみた感想としては、正直なトコロ特に大した感動はありません。。。
持ってみた感じや操作感は 1D2 と全く同じですし、ファインダーの見え方や出て来る絵にしても、初めて 5D を使った時のインパクトの方がよっぽど衝撃的でした。 シャッター音だけはウワサに違わず感動モノですけど。
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とりあえず 50mm F1.4 で、Av 開放でピント位置のテスト。
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中央部分の等倍トリミング。
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・・・どうやら 50mm F1.4 に関してはピント精度は出ているようです。 恐らく他のレンズでもそれほど大きなズレが出るコトはないでしょう。


で、”なんで今、1Ds2 にしたのか?” ・・・ というコトですが。。。
正直なトコロ、このトコロのキヤノンの新製品の品質が今一つ信頼できない・・・ というのが最大の理由です。
例えば以下のような感じ。

▼24-105 F4L IS の件
・例のシャワーゴーストによるリコールで、僕が所有している固体も修理してもらいました。
・トコロが修理から返ってくると今度は ”片ボケ” の症状が出ていて、調整のやり直しをしてもらいました。
・トコロが調整から返ってくると、今度は ”AF-MF” の切り替えが効かなくて、再度調整のやり直しをしてもらいました。

▼1D3 の件
・例の AF 問題によるリコールで、僕が所有している固体も修理してもらいました。
・トコロが修理から返ってくると、所有している全てのレンズに対して軒並み ”前ピン” になっています。 平均して、1D3 のマイクロアジャストメントで言うトコロの 12 ポイント分くらいなのですが、この現象に関してはどうやらネット上でも話題になっているようです。
・あと、実は 『フォーカシングスクリーンが極僅かに右に寄って、スーパーインポーズが少し左に寄った状態』 になっています。 厳密に言うと極僅かに上にもズレています。
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ちょっと分かり難い説明図で申し訳ないのですが、この赤線の枠をファインダーで見てフレームいっぱいになるよう可能な限り精密に合わせてみた時、フォーカシングスクリーンの中央の円 (黒い円で表現) が極僅かに右に寄って、中央のスーパーインポーズ (黒い四角で表現) が少し左に寄っている状態です。。。(TT)

コレ、AF 位置に関してはマイクロアジャストメントで調整できるし、スーパーインポーズのズレに関してはとりあえず今のトコロ大きな障害が出ているワケでもないのでまあイイか。。。 と思ってそのまま使い続けているのですが、正直なトコロかなり気持ち悪いです。
特にフォーカシングスクリーンとスーパーインポーズに関しては、仮に AF 精度的に問題がないとしても、『スクリーンが右ズレ+インポーズが左ズレ』 なので、相乗的に中央の円内部分がかなりズレているように見えます。(T▽  T)←こんな感じ

コレ、実使用の上では ”今のトコロは” 特に問題はないのですケド、やっぱり調整し直してもらおうと思っています。。。

▼で、現時点でのキヤノンの最新機種 50D の件
なんか Err99 が結構頻発しているそうで、現在のところキヤノンでも原因が特定出来ていないとかどうとかのウワサがチラホラと。。。
この問題がどの程度の範囲で出ているのか僕には分からないのですが、もしかしたらその内に、またコレもリコールになるカモ知れません。

で、レンズにしてもボディにしても、”リコールで無償修理してもらえるのだから別にイイぢゃないか?!” ってなモノなのですが、『その間使えない』 というコト自体が、実際その立場になってみると意外とハラが立つモノです。
その上、リコールで無償修理してもらったとしても、レンズの片ボケとかインポーズのズレとか、そういう ”他の何か” が出て来る可能性がスゴク高いような気がします。 ←とりあえず僕の実経験的には。。。

コレ、考えてみれば、恐らくもともとの工場での生産ラインの場合はミクロン単位の精度で組み立てられていると思うのですが、リコール修理の場合はその時にならないと発生箇所が分からないのだから工場に修理ラインがある、という性質のモノとは思えません。
要するに全て技術者の手作業によって修理されている可能性が高いと思うのですが、仮にそうだとすると、相当な数をこなさなければならない状況の中で、人間の手で光学製品の精度を出し続けるのは至難の業だろうと思います。 だから何かが微妙にズレた状態でリコール修理から返ってくるのでわないカト。。。

要するに、万一何かリコール問題が出ると、リコール部分を修理してもらった後でも別の部分で問題が出て2度手間3度手間になる可能性が非常に高くて、その間、なんか知らんケドどす~んとした不安や不満を抱えて安心して使えない状態が長~く続いて、そういう状態に少々ウンザリしている、とゆーのが正直なトコロです。(T□T)

実際、今の僕の 1D3 がそういう状態なのですが、今のトコロ自分では特に問題は発生していないつもりではいるのですが、

『インポーズがズレているというコトは、もしかしたら実際の AF フレームの位置ともズレているのカモ知れない。。。 でもって左右のズレが大きい状態なワケだから、もし斜め位置とか、左右のズレが影響する構図で撮ったりした場合、なんかの状況で極端なピンズレとか発生する可能性だってあるカモ知れない。。。 てか、そもそも手持ちのレンズ全般に前ピン気味になっているコト自体がこのインポーズのズレと何か関係あるんじゃないか(?△?;』

・・・みたいな不安が頭のどこかに残っていて、結局、今年のだんじりの時も、先日連れて行って頂いた京都散策の時も、1D3 を使う気になれなくて 1D2 を持って行った次第です。

この 1D3 の件、暗所合焦精度の頃からクレームクレームの繰り返しみたいなコト・・・ 正直、言う方だってイヤですよ。。。 だから我慢して↑の状態のまま使っていたのですが、不安を抱えてイザという場面では結局使う気になれないカメラなど、持っていても何の意味もありません。
そろそろ 1D3 購入して1年になるのですが、いまだに安心して使える状態になっていなくて、結局イザという時には信頼できる 1D2 ばっかり使っている状態なワケです。 どっちがサブなのやら。。。(ーー;

・・・そんなワケで、もしかしたらいずれは 5D2 も欲しくなる (というか 1D2 か 1D3 のどちらかを買い替えたくなる) カモ知れないのですケド、発売当初はリコールとか何がしかの問題が 出ない確率の方が低い ような気がしてならないワケです。 で、一見問題が無いようでも、1D3 の AF 問題のように発売後少し期間が経ってから表面化してくる場合もあるので、もはや僕的には、最低でも半年は様子を見てからでないとキヤノンの新製品は買う気にならない心境です。。。 てか、振り返ってみれば、もしかしたら単に僕とキヤノン製品との相性が極端に悪いだけのような気もしてくるのですが。。。

で、あとフルサイズ主体への移行を考えた場合、どの道僕の場合は雨天でも安心して使える機種が1台必要になるので、そうなると 5D を雨天使用で故障してよりによって集合写真をボツにして楽しみにしていた仲間の期待を華麗に裏切った経験のある僕には結局 1Ds 系しか選択肢がなくなる次第です。

でもだからと言って 1Ds3 とか、1台のボディ単体に80万とかとても考えられないですし、正直なトコロ初代 1Ds でも良かったのですが、初代の場合はバッテリの持ちが悪すぎて、コレも僕の場合は予備を3本ほど持って走り回らなければならないハメになりそうなのでボツになりました。。。

そんなワケで 1Ds2 に落ち着いた・・・ というより ”結局 1Ds2 しかなかった” ワケですが、当面の間、コレを加えた3台を徹底的に使い倒すつもりです。
でもとりあえず、1D3 のスーパーインポーズズレを調整に出すつもりです。。。(TT)

by land_walker | 2008-10-17 23:56 | /旧:ホトぶろぐ 3rd Editon