エアガン命中精度向上3 @ホップについて考えてみる。。
VSR-10 で 『40mタバコの箱着弾』 を目指すにあたり、やっぱり何かと必要になりそうなので "弾速計" 買いました。。。
・・・タイホされても困るしね。。。 (;T▽T)ノ○ノ○
※なを、このエントリは 『その1』 『その2』 からの続きです。。
まず何より、今まで VSR で "27m"・"40m" でタバコの箱狙いやってちょっと思ったのデスが、、、そもそも VSR ってホップ弱いんすかね(??;
VSR のBB弾の飛ばなさぶりは YouTubeのコチラの方の動画 の通りで (最後に VSR の弾道もあります)、VSR 使ってて 0.25g で50mまで伸びる弾なんて今まで見たコトがありません。
"命中精度" と "飛距離" は基本的には別の問題だとは思うのデスが、でも40mとなってくるとホップ最弱では30度くらい仰角付けないと届かなくなるので、命中精度云々以前の問題としてやはりそれなりに飛距離が出ないコトには話になりません。
で、屋外の場合は当然風が吹いている場合の方が多くなるのですが、40mとなると微風でも無視できない影響が出てきます。
つまりココで問題となるのは、では 『スピンの効いていない高い球』 と 『スピンの効いた低い球』 ではどちらの方が風の影響を受け難いか (安定感が高いか)、、、と、いうコトのような気がします。
これをゴルフに例えると、超一流レベルの技と力を持ったプレイヤーが、200ヤードくらいの距離で、5Iで思い切り低く抑えて打った球と、ドライバーで加減して高めに打った球ではどちらの方が風の影響を受け難いか、、という問題に近いような気がするのデスが、実はゴルフの場合であれば、ただ単に 『200ヤード地点の的を射抜く (200Yで球を止める必要がない)』 という条件だったら、間違いなく 『高くてもスピンの効いていない球』 の方が安定します。
まだ追い風気味の場合は影響の度合いは低いのですが、風が向かい寄りになってくるほど影響の差が大きくなってきます。
この点についてはたぶんエアガンでも同じような気がするので、それだったら最初からホップ最弱 (できるコトなら APS ようにノンホップ) で撃てばイイだけの話なのですが、先述の通り 『規制パワーの中ではホップ掛けないと弾が届かない』 から問題なのですね。。。(T▽T;
で、実は僕、27m(0.28g ホップ最弱) の時も 40m(0.25g ホップ最強)の時 も、だいたい下図のような狙いで撃ってるのですが、
この時、27mの場合で下2つ分、40mの場合で上2つ分くらいの感じで、図内 "●" 印の範囲でBB弾の最高点が散らばります (実際にはモチロン左右の散らばりもあります)。
で、僕自身は弾の飛距離を計ってみたコトがないのであくまでも想像なのですが、これまで撃ってきた印象から推測するとだいたい以下のような感じになりそうな気がします。
先述のように、恐らく風の影響的な部分ではスピンが効いていない弾の方が有利だとは思うのですが、どちらにしても弾の勢いが減衰する40mの距離なら多かれ少なかれ影響は受けるでしょうし、"影響" という意味だったら 『弱ホップの 0.25g』 より 『強ホップの 0.29g』 の方が安定する可能性もあります。
そこで一度、0.29g の重量弾でも低く伸びていくくらい強めのホップを掛けて試してみよう・・・という気になるのですが、トコロが VSR ではホップ最強に設定しても 0.28g はおろか 0.25g でも伸びのある弾道にはなりません。。
かなり回りくどくなりましたが、つまり今回は、VSR で重量弾を使用して、上の赤線のような弾道を実現させるにはどーすれば良いか?? について考えてみた次第です☆
もっとも "考える" と言ってもホップの掛かりを強くする以外にあり得ないような気がするのですが、実はコレに関しては既に1つ答えが出ていて、以前登場していた "2本レール" を使えば、
で、一応念の為、このバレルを組み入れた状態で初速を計ってみたのデスが、、、
ちなみにコレ、パワーソースは 『ライラクスのテフロンシリンダー、ハイプレッシャーピストン、90スプリング』 で組んでいます。 で、このシリンダで、初速の上がりやすい内径細めの PDI 05 バレル (&甘口なまこ) を組み合わせた状態でも、0.25g 弾では 83m/s 前後しか出ないのです。
それなのにノーマルアルミバレルの太い内径で規制値をオーバー。。。
コレはもしかするとライラクスのエアシールチャンバーパッキンの効果なのか、、、あるいはパッキンの押さえが絶妙のバランスで効いて結果的に流速チューンのような原理が働いているのか。。。
詳しい原因については分からないのですが、いずれにしてもクリック次第で規制値を超えてしまうようでは論外です。
もちろんこの組み合わせでも、ピストンのバネをカットすれば規制内に調整することは出来ると思うのですが、精度の良いレール加工が出来ていない現時点ではとりあえずこの方法は控えておいた方が良さそうです。。
で、そうなると、ホップの効果を高める他の方法を考える以外にナイのですが、、、実はココで、この "ホップ" というモノについてちょっと気になっていたコトがあります。
先ほどの
もちろんこのバラつきは風などによる影響もあるとは思うのですが、それ以前の部分として、何となくBB弾にホップを掛ける時点で1発毎のスピン量に誤差が出ているような気がします。。
この時点で出る "誤差" は、例えばBB弾の微妙な直径差が原因となって出る場合もあるでしょうし、またチャンバーにセットされた時点のBB弾の "微妙な前後の位置のズレ" によっても違いが出てくるような気がします。
そこで考えてみたのですが、例えばパッキンゴム自体の性質について、柔らかい材質と硬い材質ではどちらの方が "結果的に誤差が少なくなる" のでしょう(??;
『ホップの掛かり方』 というのはつまるトコロ 『BB弾に対するパッキンの摩擦の掛かり方』 で決まるような気がするのですが、この時、『硬めの材質のパッキンで弱めに押さえる場合』 と 『柔らかめの材質のパッキンで強めに押さえる場合』 で、それぞれ "結果として同じ摩擦を掛けられる部分" というのが存在するような気がするのですが、つまりその状態でBB弾の直径そのものに誤差があった場合、どちらの方が影響が大きく出てしまうのか?? ・・・ と、いう問題です。
図にすると以下のような感じになると思うのですが、
それに対して柔らかいパッキンの方は、強く押さえていた=大きく凹んでいた分だけ弾力的な "伸びしろ" が残っているハズなのでその分だけBB弾への引っかかりが残るコトになるハズです。
逆にBB弾の直径が "同じだけ大きかった場合" も同様で、同じ "幅分" だけ接触面 (押さえ) が大きくなったとすれば、硬いパッキンほどその摩擦効果の変化も大きくなるハズです。
つまり、BB弾に対して同じホップ効果 (摩擦) を掛ける目的の場合、『硬いゴムで弱めに押さえる状態』 より 『柔らかいゴムで強めに押さえる状態』 方が、BB弾の直径に誤差があった場合の影響の度合いは小さい、と言えると思います。
つまりホップ前提の射程距離を主体とする場合、柔らかめのホップパッキンで強めに押さえる設定にする方が、ホップの掛かり方 (=着弾精度) は間違いなく安定するハズです。。。タブン。。。
でわ VSR で、その 『柔らかめのパッキンで強めに押さえる状態』 を実現するにはどーすればイイか?? という方法なのですが、、、
●1 : まず市販されている最も柔らかいパッキンを使用する前提で、
●2 : インナーバレルの "パッキン窓" 部分を削って、
●3 : その上でホップレバーの "高さ" を高める
・・・と、この3つの部分の調整が必要になってくると思う。。。 のですが、この内 "●2" に関しては失敗すると取り返しがつかないので、とりあえず僕の手持ちの材料の中で "●1" と "●3" の部分だけで試してみます。。。(^^;←弱腰
最近のロットの VSR は、ホップレバーが全て2点押さえの "Gスペックタイプ" になっているようなのデスが、
例によって超高精度日曜大工の加工で、
でもってその上から、
微々たるモノですが、コレで中央付近の押さえと、アルミテープの厚み (たぶん 0.03~0.04mmくらい?) 分だけ、同じクリック位置でもホップの掛かり方が強まるハズです。
で、僕の手持ちパッキンの中では "甘口なまこ" が最も素材的に柔らかそうな感じなので、バレル内の2本レールが待機中の現在、『上2点下1点』 の逆三角形型保持の意味でもちょうど都合が良いような気がします。
で、この設定で実際に 0.29g のグランドマスター弾を撃ってみたのデスが、、、
狙い通り、ホップの効いた伸びのある弾道になりました( ̄▽ ̄)ノ♪ 初めて見る弾道☆
ちなみに 0.25g での初速も、
■スミス&ウエッソン ミリタリー&タクティカルギア
■電波式ソーラー腕時計セレクション☆GPS & 地上波・特徴と選び方
▽VAR-10 精度upカスタムグッズ☆
●VSR-10用カスタムチャンバーパッキン
●VSR-10用カスタムバレル
●その他インナーバレル
●カスタムシリンダー
●ハイプレッシャーピストン
▽VAR-10 エアライフル&スコープ☆
●VSR-10☆エアライフル
●ライフルスコープ☆エアガン
by land_walker | 2012-04-22 00:40 | ◎VSR10精度up&エアガン