Powershot S100 - 個体不具合の修理について / キヤノンの対応・キヤノンへの対応

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2012年2月7日時点、2度目の修理・調整で、現在大阪中之島に入院中デス。
これに関して、現時点で連絡頂いた状況とか、あと個人的に思うコトを徒然と。。。



昨年12月10日に買った Powershot S100 ですが、実は、僕の買った個体には以下のような問題点が含まれていました。

【1】レンズ鏡筒部分のカタ付きが激しく、動画撮影時にカタカタ音が録音されてしまう。
【2】同じく動画撮影において、被写体の露出が EV7前後となる場合に限り 露出の境目で露出が安定せず、結果として撮影画像に激しいチラツキが
   出てしまう。
   ※これら1・2の症状に関する動画です : http://www.youtube.com/watch?v=_DLgFmHm1Ak
【3】測光モードを ”スポット測光” に変更してすぐに電源を切った場合、再度電源を入れた時に変更前の測光モードに戻ってしまう。
   ※この3の症状に関する動画です動画は削除しました
   ※なお、この測光モードを "中央重点" に変更した場合は、同様に電源を切っても変更は保持されます。
   ※また、僕は確認していないのですが、この測光モード以外にも変更が保持されない部分もあるようです。

で、買った翌々日の12月12日に一度大阪中之島のサービスセンターに預けて調整してもらったのですが、このカタカタ音の出る原因とかそれにまつわるモロモロの事情があって、結局この1月末の時点では特に何も改善されていない状態でした。
ただ ↑ この状態については、S100 自体がまだ発売直後のタイミングで、いわゆる 『初期ロット不具合』 への対処体制が整っていないナド事情があるコトも分かりますので、この時点で改善されなかったコト自体は仕方がないと思っています。

で、この2月に入って 『調整できる準備ができた』 との連絡を頂いたので、今現在、再度中之島サービスセンターに送って調整してもらっている・・・という段階で、今日、ご担当頂いている中之島SCの方から次のような連絡を頂きました。

【1】カチカチ音の件について
  この問題への対応用として交換用の部品が届いたので、可能な限り音の発生を抑える組み合わせで修理します。
【2】露出のチラツキについて
  ファームアップにて対応 します。(
【3】測光モードの変更が保持されない件について
  大元のプログラムがそのような設定で作成されているので、これについては (少なくとも現時点では) 対応の予定がありません。
  撮影上でご迷惑をお掛けしてしまいますが、悪しからずご了承を。。。 とのコトです。
  僕にはよく分からないのですがファームウェアで対応できる性質の "プログラム" ではないのでしょうね。。

  今預けている僕の個体については、鏡筒の修理と一緒にファームもアップした状態でこの金曜日に発送して頂ける予定になっているのですが、
   キヤノンHPでこのファームアップが案内されるのは週明けくらいのタイミングになりそう、、、とのコトでした。

【3】 の測光モードの件は撮影時に常に確認する必要が出てくるコトになるので面倒は面倒なのですが、でも 【1】 や 【2】 のように 『自分の努力では避けようがなく、しかも最終的に映像・画像として支障が出る』 という性質の問題ではありませんので、、まあイイか・・・と。。

d0110849_2042954.jpg※この【3】に関しての追記です
この測光モードの件についてご連絡を頂きまして、『スポット測光に設定した場合は一旦電源を切ると元に戻ってしまう』 のは、
スポット測光の場合は撮影結果に与える露出の影響が大きいため、戻し忘れ等で露出のおかしな写真にならないようあえて
そういう "仕様" にしている、とのコトです。 確認してみますと、確かに IXY31S でもスポット測光に関してはそういう設定に
なっていました。
僕の場合、スポット測光は右のような舞台撮影 (ISO3200 前後が必要となります) でしか使うコトがないので、IXY31S を始め
今までのコンデジではテストすらしていなくて気が付きませんでした。
S100 の高感度画質だったらこういう撮影でも補佐的に使えるかと期待しています。
※右の写真自体は S100 で撮ったものではありません



トモアレ、これら症状自体は全てキヤノンの方でも確認して頂けたようで、とりあえず僕にとっては 1・2 が大きな問題だったので、何とかこの2つが改善されてくれれば万々歳です。

但し、実はこの内の 『カチカチ音問題』 については 必ずしも改善されるとは限らない 可能性があって、結果的にどの程度改善されるかについては、行き着くところ ご担当下さる技術者様の "腕次第" と言えそうな部分が強そうな感じです。
なぜそう感じるかと言いますと、カチカチ音については異なる日の電話の中で2度 『可能な限り音の発生を抑える組み合わせで・・・』 という言葉を使っておられたからで、物理的に必ず改善されるのでしたらこんな言い回しはしないハズです。 つまりご担当下さる技術者様に、その、可能な限り音の発生を抑える (部品の?) 組み合わせをどれだけ "吟味して頂けるか" で改善される度合いも変わって来る・・・という性質のおハナシのように思えるのです。。。

今回僕は、この S100 に関しては当初から中之島SCの方にお世話を頂いているのですが、少なくとも今回の僕は、今回ご担当下さっている中之島SCの方は本当に素晴らしいご対応を下さっていると感謝しています。
で、実は僕は、サービスセンターでお世話になる時にはいつもご担当下さる方のお名前を伺うようにしていて、今回中之島SCに S100 を送る際にも 『中之島のどなた宛にお送りすればよいか』 を伺って、基本的に常に "1対1" の関係でお話を進めるようにしています。
ですので、僕はブログや価格コムなどで 『中之島SC "の方" の対応は素晴らしい』 と書いていますが、正確に言いますと 『中之島SCの "◎◎さん" の対応は素晴らしい』 という意味になります。
この方は素晴らしい』 という方向のご紹介ですのでお名前を出しても差し支えナイような気もするのですが、逆の意味で仕事が重なってご迷惑をお掛けするコトになってもいけないので、一応、昨年末時点でお世話下さった方が 『Tさん』 で、そのTさんのご紹介で今回お世話頂いている方が 『Yさん』、としておきます。
その一方で、僕と同様に S100 のカチカチ音で困っておられる方の中には、梅田SCのスタッフに適当な対応を受けて残念な思いをされてしまっている方もおられるようです。

この手の問題は昔からネット上で繰り返されているような気がするのですが、ここで、それがどの部署のどんな問題であっても 『キヤノンは・・・』、『キヤノンが・・・』 と、"キヤノン" という巨大な傘の下にまとめてしまうような表現になってしまうコトにも問題があるのではないかな・・・と、最近、個人的に思えています。

出荷製品に発生する不具合については製造工程に何らかの原因がある可能性が高いですし、それが初期ロットの場合は設計段階とか β テストの不足なども1つの要因となり得るような気もします。 いずれにしても少なくとも "サービスセンター" の方々には何の責任もないコトだと思います。
その上で、梅田SCの残念スタッフの対応に関しては当人及び梅田SCの問題であって、中之島や他のSCには基本的に責任はないような気がします。

もちろん我々ユーザーの立場からすれば 『キヤノンはキヤノン』 なのですが、キヤノンのスタッフの皆さんもやはり人間です。
もし仮に僕がキヤノンのスタッフで中之島SCに配属されている立場だとすれば、これだけ初期不具合を連発する製造部署に対して、そろそろ 『ユーザーに直接接するSCの立場にもなれ!』 とヒトコトふたコト言いたくなりそうな気がしますし、梅田SCの残念スタッフに対しては 『中之島まで同じだと思われてしまうだろ!』 と言いたくなりそうな気がします。

つまり、ここ数年来のキヤノン製品は 良かれと思って発売直後に真っ先に購入するユーザーほど馬鹿を見る という状況が続いているワケですが、その原因や責任は基本的に 『開発・生産寄りの部署・責任者』 にあるハズで、それをユーザーが、サービスセンターやその他の部署の方々まで一緒にして 『キヤノンはキヤノン』 的に当たるような姿勢を取ると、キヤノン内では ユーザーに近い部署ほど馬鹿を見る という状況になっている可能性も、あり得るのではないかな、、、と思えてくるワケです。 不具合品に当ったユーザーが腹立たしく思うのと同じくらいそのとばっちりだけを喰らうSCの方々も面白くないハズで、仮にユーザーから相談を受けたSCの方ご自身は 『これは何とかしないと・・・』 と感じたとしても、結局それに対してどんな処置を取るかを決めるのは本部寄りの対策部署であって、その決定内容次第でまたユーザーから叩かれるのも結局SCの方々です。
梅田の残念スタッフももしかしたらそういう辺りの鬱積した "何か" があったのかも知れませんし、もしそうだとすればその原因の一端はユーザー側にもあるような気もしてきます。 いづれにしてもコレら、元はと言えば全て "製品開発部署・製造部署の品質の甘さ" に起因しているのは明白で、ここさえもっとしっかりしていれば色んな部分が改善されてくるハズです。

初期不良など問題のある個体に当ってしまうと、新しく買ったカメラでの撮影を楽しみにしていたユーザーとしては本当に腹立たしいものです。 現に僕も、昨年12月12日のルミナリエ最終日に S100 での動画撮影を楽しみにしていたのですが、結局その足で中之島SCに預けて来るコトになって残念な思いをしました。 でもそれは中之島SCの方々の責任ではないと思うわけです。
先述の通り、ユーザーにとっては 『キヤノンはキヤノン』 であってそんな事カンケーないのですが、でもそこで腹立ち紛れ的な持込み方をしてしまうと、こういう吟味を頂かないといけない性質の調整が必要となってくる場合は、結果的に "カンケー" してくる場合もあり得るかも知れません。

僕自身、有名ドコロでは 『24-105のシャワーゴースト、1D3のAFスッポ抜け、5D2の黒点問題』 でリコールロットに当っていて、他にも細かな "個体の問題" もあってキヤノンの初期ロット品質の低さに呆れ果てているのですが、でもその上で、今回 S100 でお世話を頂いている中之島の 『Tさん』、『Yさん』 のご対応の素晴らしさには本当に感謝しています。
不思議なモノで、もしこれで今回もカチカチ音が改善されていなかったとしても、これだけ丁寧に 『Tさん』 や 『Yさん』 にお世話を頂いて直らないのだったら、それはそれで大切に使っていこう、、、という気持ちにもなってくるモノです。

修理から返ってきました☆

by land_walker | 2012-02-07 17:32 | My Documents | Trackback | Comments(0)

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